学びたい未来を応援する ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金

学びたい未来を応援する ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金

学びたい高校生の未来を応援する、
返済不要の奨学金

「経済的な理由で選択肢が限られてしまう高校生に未来を諦めさせたくない」そんな想いから生まれた奨学金です。
受験や入学準備費用の負担を軽くする費用面の支援だけでなく、情報提供やオンラインイベントなどの受験サポートであなたの大学進学を応援します。

ゴールドマン・サックス
大学受験給付型奨学金の概要

4月
応募開始
6月
審査結果通知
7月
受験応援金5万円給付
12月/3月
合格したら入学準備金10万円給付

お知らせ


一覧

本奨学金の目的

貧困の連鎖を招く一因には、貧困世帯の高校生の大学(高等教育)進学率が低いことが指摘されています。
進学・入学準備費用への経済的支援は、まだまだ既存の支援が不足しています。
併せて受験への伴走支援を提供することで、進学と将来の経済的自立を応援します。

応援チャート

修学支援制度(大学授業料減免・給付奨学金)の充実化が図られましたが、
資金面・情報面・学習面での支援不足から進学にたどりつけない受験生が多くいます。
支援が必要な高校生とつながり、励まし、進学を強力にサポートします。
修学支援制度(大学授業料減免・給付奨学金)の充実化が図られましたが、
資金面・情報面・学習面での支援不足から進学にたどりつけない受験生が多くいます。
支援が必要な高校生とつながり、励まし、進学を強力にサポートします。

応援企業・運営団体からの
メッセージ

ゴールドマン・サックス証券
株式会社
勉強がしたい、大学に行きたいと思っても、勉強をするための環境が整っていなかったり、経済的な理由で進学をあきらめざるを得ない若者が日本にもまだ大勢います。そんな若者たちの力になりたいという思いから、今回、認定NPOキッズドア基金・認定NPOキッズドアと「ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金」を立ち上げました。教育には人生を大きく変える力があります。しっかりと勉強をして、そこから生まれるチャンスを活かし、夢をかなえてもらいたいというのが私の心からの希望です。この奨学金を通じて、未来を担う若者たちがこれからの人生を切り開いてくれることを願っています。

認定NPO法人キッズドア基金

代表理事 
松見 幸太郎

認定NPO法人キッズドア

理事長 
渡辺 由美子
経済的に困難な状況にあっても進学をあきらめないでほしい、この想いに共感とご支援をいただき、「ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金」が実現しました。これまで、キッズドアは学習支援、キッズドア基金は奨学金事業を通じ、低所得家庭の子ども達を支援してきました。支援する低所得のご家庭からの進学には、経済面に加え学習面、情報面において多くのハードルがあり、平等な進学機会が確保されているとは言えない現状があります。「大学受験給付型奨学金」を通じて、学びたい気持ちを持つ高校生の進学を後押しし、困難な状況にあっても望む未来を実現できるよう、支援して参ります。

応援対象・応援内容

応援対象

  • 以下❶~❹すべてを満たす方

    ❶ 新高校3年生、新浪人生(1浪まで)、または2005年4月2日~2007年4月1日生まれの方。

    ※4年制定時制高校卒業または高卒認定後の浪人(1浪まで):2004年4月2日~2005年4月1日生まれの方も可。
    ※学校への在籍は問いません。 ※5年制高等専門学校は含みません。

  • 現時点で、国内の大学・短大を志望している方。成績不問。

    ※検討中も応募可。専門学校・海外大学のみへの志望を決定した方は応募できません。

  • ❸ 奨学金の使途が、進学準備または進学関連費用であること。
  • ❹ 所得等に関するいずれかの条件に該当する世帯。
所得等要件
  • ア 児童扶養手当受給者世帯(ひとり親) ※18歳時点で受給対象だった方も可。過去受給証や所得証明で確認します。
  • イ 令和5年度住民税所得割非課税世帯(令和4年・2022年の所得に対する住民税)
  • ウ 2023年(令和5年)の世帯収入が基準未満(Q&A募集要項参照
  • エ 生活保護受給世帯
  • オ 児童養護施設に入所、里親が養育等、社会的養護下にある方 ※親族による養育は含まず。
  • カ その他特別な事情で、実質的にア)~オ)の状況にある世帯(例:離婚協議中等の実質ひとり親)
※詳細は募集要項をご覧ください。
※他の奨学金との併用が可能です。

応援内容

  • 返還不要の給付金:受験応援金5万円+入学準備金10万円 ※合格者のみ
  • ❷ 受験サポート
    LINEによる受験情報提供、進学/奨学金情報冊子、大学奨学金/教育資金セミナー、進学に関するオンラインイベント(予定)
※就職・浪人・2025年3月末時点で進路未定の場合、入学準備金10万円の給付はありませんが、受験応援金5万円の返還は不要です。
※合格確認は、合格証(画像)を提出いただきます。
※他の奨学金との併用が可能です。
※受給後、使途や進学についてのアンケート調査への回答が受給の条件です。

応募について・募集要項

応募期間

  • 2024年4月1日(月)~2024年5月13日(月)21時 オンライン申込み

    ※エントリー後、応募確認メールが届かない場合は応募できていません。お問い合わせください。
    ※兄弟姉妹、養護施設など2名以上ご応募の場合は、異なるメールアドレス・電話番号でそれぞれ応募してください。
    ご用意できない場合は、お問い合わせください。
    ※お問い合わせ:お問い合わせフォーム、または gsjuken@kidsdoorfund.com
    募集要項を必ずご確認ください。

● 応募の流れ

オンライン申込み 
2024年5月13日(月)21時まで

所得の状況や進学への意欲等の事情を考慮して審査を行い、受給者を決定します。

選考結果のお知らせ(メール) 2024年6月中旬(予定)

応募者全員に可否についてご連絡いたします。

給付決定者より振込口座・証明書類の画像ファイル提出

所得証明等の書類の提出がない方には給付しません。メールに画像添付でご提出いただきます。

受験応援金5万円の給付 2024年7月中旬(予定)
受験サポート(受験情報、奨学金情報、オンラインイベント等)
1次合格報告(推薦、総合型選抜等) 2024年12月上旬(予定)→
入学準備金10万円給付 ※合格者のみ

大学、短大、専門学校等に進学が決定した方に入学準備金を給付します。
合格証等をメールに画像添付でご提出いただきます。

2次合格報告(一般その他) 2025年3月上旬(予定)→
入学準備金10万円給付 ※合格者のみ

12月に入学準備金を受給していない方に進学先を確認し、
大学、短大、専門学校等に進学が決定した方に入学準備金を給付します。
合格証等をメールに画像添付でご提出いただきます。

● 募集要項

Q&A

Q
要件に当てはまれば、必ず奨学金を受け取れますか?
A
応募多数の場合審査選考を行い、受給者を決定します。受給決定の方には、所得等の証明書類を画像で提出いただきます。書類の提出がない、または給付要件を満たさない場合、給付はありません。
Q
結果はいつ分かりますか?不受給でも連絡は来ますか?
A
6月中旬(予定)に、受給者・不受給両方の方にメールにて通知予定です。通知のタイミング等は、キッズドア基金のホームページTwitterでお知らせします。
Q
奨学金は返還しなければなりませんか?
A
返還不要の給付奨学金です。
Q
他の奨学金と併用可能ですか?
A
可能です。
Q
所得等に関する条件ウ) 2023年(令和5年)の世帯収入の基準は何ですか?
A
2023年(令和5年)の年収/所得が以下の基準未満の場合申し込めます。世帯人数、会社員/個人事業主、片働き/共働きによって異なります。源泉徴収票、確定申告書でご確認ください。
世帯収入が以下の基準未満
世帯の人数   2人 3人 4人 5人 6人 7人 8人
会社員:給与収入 片働き 205万円 222万円 272万円 322万円 370万円 414万円 458万円
共働き 305万円 322万円 372万円 422万円 470万円 514万円 558万円
個人事業者:
所得(売上ー必要経費)
片働き 135万円 147万円 182万円 217万円 252万円 287万円 322万円
共働き 180万円 192万円 227万円 262万円 297万円 332万円 367万円

※世帯の人数:同一生計の家族。居住地が違う保護者(単身赴任、寮生活等)も含む。

※保護者の収入を合算。遺族年金・障害年金、養育費、児童手当等は含まない。

教育格差の現状

子どもの貧困について

厚生労働省の報告書によると、日本の子ども(17歳以下)の貧困率は13.5%(2018年)で、OECD諸国の平均を上回る高い値となっています。また、ひとり親の貧困率はOECD諸国ワースト3位です。例えば、ひとり親と子ども2人世帯だったら、年収約210万円、月17万円未満で生活しています。
子どもの貧困問題で必要とされる支援は、幼少期から高等教育を通じて、虐待、食糧・住居支援、学習・居場所支援、進学費用支援など多岐にわたります。この中で、「ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金」は、特に高校生の進学支援にフォーカスしています。

教育と貧困の連鎖

低所得世帯は大学進学率が低く、学歴格差が雇用・所得格差を生み、貧困が連鎖している現実があります。特に女性でその傾向が顕著です。日本財団の調査によると、教育格差が解消した場合、1学年への支援だけでも、大卒者の増加や就業形態の改善によって生涯所得の合計額は2.9兆円、税・社会保障の純負担額が1.1兆円、正規職が9千人それぞれ増加すると推計しています。
子どもの貧困や教育格差の解消が子どもの今を守るだけではなく、社会・経済にとっても大きなプラスであることが示されています。

高等教育進学率
(大学、短大、高専、専門学校)

※大学・短大・専門・専修学校への過年度卒を含む進学率(2018年度)。低所得家庭は住民税非課税世帯。
高等教育の修学支援新制度により、2020年度は約48〜51%程度へ改善(文部科学省推計)

※グラフは、過年度卒を含まない進学率。2015年度調査。ひとり親家庭のみ2011年度調査。

学歴別貧困率

受験サポート奨学金

認定NPO法人キッズドア基金は、2020年度と2021年度に、低所得世帯の高校生へ“受験サポート奨学金”を給付しました。
奨学金の受給者へのアンケート調査では、大学授業料減免・給付型奨学金(修学支援制度)制度が2020年度より始まったものの、塾代や受験料などの負担が重く、進学をあきらめる、受験校を1校にする、希望の志望先をあきらめて推薦入試や専門学校を選ぶ、など進学において圧倒的に不利な状況にある実態が明らかになりました。

奨学金申込家庭の状況
(2021年度、高2・高3生 合計875名)

経済的理由による受験への影響
(高校3年生:回答者91名)

経済的理由による受験への影響
(保護者:回答者181名)

受験サポート奨学金の使い道
(2020年度、高校3年生)

お問い合わせ

キッズドア基金・
奨学金事務局

〒104-0033
東京都中央区新川2-1-11 八重洲第一パークビル7階
Mail:gsjuken@kidsdoorfund.com

Tel:070-1188-9239(平日12-17時)
※電話問い合わせは対応できない場合があります。